/ʃ/と/s/ 形がそっくり。けど音が違う
/ʃ/の発音記号を見たことありますか??
学生のことから見たことはあったけど、特段意識していなかった、この発音記号。
すべてSと見なしてシと発音していました。
しかし、この2つの発音記号は全く別物。全然違う音であると知りました。
この2つの音を出せないと英語のshe/ʃ/とsea/sは/発音できていないこととなります。
/ʃ/の発音の仕方は?
少し唇を突き出し、舌を口の上に近づけ、勢いよくシッと空気を出すことで、出る摩擦音が/ʃ/という音になります。
日本で猫を追い払う際に「シッシッ」という時の音を出すと思いますが、それが近い音です。
ちなみにこの音に近い発音記号は/ʒ/で/ʃ/を発音するときに喉を震わせ「ジッ」と濁らせるとこの音がでます。
発音記号は似ていないですが、とても発音の仕方は似ています。
/s/の発音の仕方は?
舌の先を歯茎に近づけて、その間から強く息を出します。
「シー」よりは「スー」という音が漏れるような音が近いです。
こちらも近い音に /z/があります。/s/を有声音化したもので、喉を振るわせ「ズー」という音になります。
とにかく練習
まずは交互にshe/ʃ/とsea/s/を繰り返すと、音の出方が明らかに違うことが実感できます。
実感できたところで他の単語にもトライ
/ʃ/
show
push
dish
/s/
see
so
this
練習のためにアプリ活用
私は発音練習の際にはELSA speakを活用しています。
以前の記事にも書いていますが、自分で発音ができているかの確認は難しく自己満足になっている可能性があるので、音の確認のために使用するのをお勧めします。
このアプリ以外にもgoogle翻訳やsiriを活用する方法もありますので自分にあったアプリで実践されてはどうかなと思います。
早口言葉もあるよ
She sells seashells by the seashore
The shells she sells are seashells I’m sure
for if she sells seashells by the seashore, Then I’m sure she sells seashore shells.
※ 赤 /s/
青 /ʃ/
未だに成功しませんが、皆さんもチャレンジしてみてください。